捻挫・肉離れ・骨折を早く治す、または未然に防ぐリカバリーを促進するには、充分な栄養を賢く摂取することが大切です。全細胞は栄養で作られ、修復も栄養の役割なのです。
ケガに強い理由
スポーツの怪我で多い肉離れ・筋挫傷・捻挫・靭帯損傷・疲労骨折・剥離骨折、アキレス腱損傷・疲労骨折・筋膜炎などが起こる部位は、ファイバープロテイン(線維状タンパク質)で構成されています。それをサポートして育てるのもファイバープロテインの役割です。
ダメージ蓄積が起爆剤に
靭帯・腱・筋膜・軟骨に、ダメージを溜める運動習慣はありませんか?代表的なものに野球肘やテニス肘などの慢性障害があります。ダメージの蓄積が増えると、柔軟性・弾力性・強靭性が低下し、さらに重症化の恐れがあります。
筋収縮で摩擦傷が増える
筋収縮を繰り返すと、靭帯・腱・筋膜・軟骨に、細かい傷が生じます。修復許容を超えるオーバートレーニングでダメージが蓄積され、肉離れや筋膜炎・捻挫や靭帯損傷・疲労骨折や剥離骨折・アキレス腱炎やアキレス腱損傷などの怪我リスクが増大します。
ファイバープロテインの構成率
【 腱 】 | 【 靭帯 】 | 【大動脈】 | 【 軟骨 】 | 【 骨 】 | |
エラスチン | 5.3% | 75.3% | 33.8% | 0.0% | 0.0% |
コラーゲン類 | 85.3% | 16.4% | 29.5% | 52.5% | 25.6% |
プロテオグリカン | 2.6% | 1.2% | 4.2% | 32.8% | 4.9% |
無機物 | 1.3% | 1.2% | 2.9% | 4.9% | 77.5% |
出典「奇跡の新素材 プロテオグリカン」弘前大学プロテオグリカンネットワークス(小学館)
ファイバープロテインの役割
主な機能は、柔軟性・弾力性・強靭性・粘弾性・保水性で、パフォーマンスに大きな影響を与えます。
エラスチン |
ゴムのような伸縮性があり、血管や靭帯の弾力性や伸縮性を担う。 |
Ⅰ型コラーゲン |
3重らせん構造で、ワイヤーのような強靭性と若干の伸縮性がある。 |
Ⅱ型コラーゲン |
水分を抱えこみ、強い衝撃にも耐えるクッション性がある。 |
Ⅲ型コラーゲン |
Ⅰ型コラーゲン線維を束ね、Ⅰ型と連携して復帰を促す。ミトコンドリアを元気にし腸内環境を整える、脂肪がエネルギーになりやすいことも確認されている。 |
リカバリー低下3つの原因
ファイバー(靭帯・腱・筋膜を構成)リカバリーは、誰もがもっている機能です。ダメージの修復許容内であれば、翌日にはリカバリーされます。しかし次の3つによって、ダメージが蓄積される恐れがあります。
①オーバートレーニング
1日の修復力を超えて継続的なダメージを与えると、ファイバーが硬化しやすくなり、リカバリーが長期化します。ただしコントロールされた超回復などは別です。
②年齢による代謝低下
加齢でファイバープロテインの産生が低下し、体内量が減少します。「最近、体が硬くなってきた」「回復が遅くなってきた」などにも関係します。
18歳 | 20歳 | 40歳 | 60歳 | 80歳 |
100% | 92% | 64% | 48% | 27% |
出典「コラーゲンと美容・健康を語る」 東京農工大学名誉教授 白井邦郎著
③ストレス
ストレスはファイバーを硬化させ、リカバリー環境を低下させます。イライラや不安、紫外線、気温の変化、化学物質などがストレスになります。
④その他
運動不足、長時間の同じ姿勢、栄養バランスの悪い食事、睡眠不足も、ファイバーの健康力を低下させます。
これらの原因が重なることで、筋膜・靭帯・腱などにダメージが溜まりやすくなり、捻挫・肉離れ・関節障害・疲労骨折などのリスクが高まります。
リカバリーUP! 早期回復の秘訣
ファイバー合成は、食事で活発になります。しかし激しく消耗するアスリートには足りません。ペプチド化されたエラスチンやコラーゲンは、アミノ酸が数十個~数百個が連なった状態で吸収されるため、健康促進が期待されます。
ケガの回復でもっとも長期化するのは、治癒期間の3倍以上かかるリハビリです。1日でも早く復帰するためのリカバリーケアです。
選択1~3からお選びください!
MUGEN アンバサダー
ダメージを残さないために!
翌日にはリセットしたいですね。リカバリー効率を上げるには適切な栄養補給と睡眠が重要です。
早期復帰をサポート!
もし怪我をしてしまったら。リハビリ期間は治療の3倍以上かかるので、1日でも早く治癒させることが大切です。そのために適切な栄養摂取は必須です。 捻挫・肉離れ・骨折を早く治すにも大切です。
再発しやすい・後遺症がつらい人
再発したり、いつまでも違和感があったりするのは珍しくありません。完全に治っていないのかもしれません。日頃のケアにご活用ください。
ハイパフォーマンスを維持するために
コンディションは、ファイバーの健康状態と密接に関わっています。柔軟性・弾力性・強靭性などを維持には重要な栄養素です。
4つのファイバーで
選択1~3からお選びください!
こんな方におススメです!
● コンディションを維持したい方
● パフォーマンスを維持したい方
● 1日でも早く試合復帰したい方
● 怪我や故障の発生を抑えたい方
● 怪我を繰り返す、長引いてる方
● 身体の動きが硬くなり始めた方
● ダメージ感が翌日までのこる方